福島県南会津町南郷地区とは
福島県会津地区にはたくさんの酒蔵があります。特に好きなのは会津田島駅を中心とした南会津の日本酒になりますが、中でも好きなのは口万(ろまん)を作っている花泉酒造です。花泉酒造がある南郷地区には南郷スキー場があるのですが、2019年は雪不足の時、「南郷スキー場を助けてください」というツイートが良い意味で炎上をし、南会津町のキャラの「んだべぇ」とともに有名となりました。
花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒が買える酒店
花泉酒造が製造するお酒の中に「南郷地区限定酒」というものがあります。
この日本酒を買いに「南郷に遊びに来て欲しい」という想いで、毎年地元の特約店の方と一緒に蔵で仕込みやラベル貼りをし、一緒に作り上げるお酒です。(ただしコロナの影響で一緒にという取り組みはお休みとなっており、また2021年に限り一部の特約店から発送可能とのことです。特約店一覧はこちら。)
地域と酒蔵が連携しているプロジェクトは北海道の上川大雪酒造が有名ですが、このように取り組んでいる蔵が他にもあります。
私は南会津町へ旅行したので、今回はその途中で南郷地区によって買ってきました。

花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒
開封するととても甘いフルーティな香りが、絶対に甘くて美味しいだろうと飲む前からワクワクさせてくれます。
そしてその甘い香りを楽しみながらゆっくりと口に含むと、パイナップルのような甘みが口いっぱいに広がります。
でも亀泉CEL24ほど甘ったるくなく、すぐに酸味と若干の苦味を感じました。
また原酒なのでアルコール度数は17度と高めなため、しっかりとした重さもあり「甘い、酸味、ライトすぎないという」バランスが良い味わいです。そして飲むと舌にプチプチとした微発泡の刺激が生原酒らしさを楽しませてくれます。
花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒のつまみ
311の夜に大好きな東北を思い出しながら飲もうと思い、花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒を買ってからしばらく冷蔵庫に入れておきました。そしてそんな日に合わせたのは福島県のつまみ「黒胡麻ごぼう」です。
この「黒胡麻ごぼう」は1袋150gで約98キロカロリー、低脂質。シャキシャキと歯応えがあり、ちょい辛なピリッとした醤油の濃い味付けがお互いの良い部分を消すことなく、それぞれの美味しさを楽しみながらいただきました。
【商品情報】花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒
商品名 | 花泉 純米吟醸生原酒 南郷地区限定酒 |
製造者 | 花泉酒造合名会社(福島県南会津郡南会津町南郷) |
原料 | 米(会津産)・米麹(会津産米) |
酵母 | うつくしま夢酵母 |
精米歩合 | 50% |
アルコール度数 | 17度 |
価格 | 1,729円/720ml |
購入場所 | ヤマザキショップ儀六屋 |
雪深い南会津町は毎年できるだけ訪れています。スキーをする方なら楽しいし、スキーしないけど雪を見るのが好きな人も豪雪地帯なのでおすすめのです。そして日本酒がどの蔵も美味しいので、2022年こそは「南郷限定酒」を買いにたくさんの方が訪れてくれるよう願っています。
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