大阪でのランチはワインが飲みたいと思い、検索して出てきたのが今回食事をした「フジマル」さん。
東京では清澄白河にある「フジマル醸造所」をご存知の方が多いと思いますが、元々のルーツは大阪ということで、大阪市内には街中にある、醸造所とレストランが3店舗あり、今回はワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店を訪れました。
長い歴史を誇る大阪のワイン造り

大阪のワイン造りの歴史は、ワインエキスパートの1次試験でも、江戸、明治、大正、昭和の中からいつの年号が始まりましたか。という問題が出るくらい、長い歴史を誇る出たほど重要産地です。ちなみに正解は大正3年(1914年)で、大阪府柏原市が始まりになります。
フジマルさんは当初、柏原市にある創業100年を超える老舗ワイナリーであるカタシモワイナリーさんで委託醸造していたのですが、管理する畑が増えたということで、フジマルさんが選んだのは「街のど真ん中」でワイン造るをすることでした。大阪市内にあるレストランは3店舗ありますが、今回はFUJIMARU 東心斎橋店へ行くことにしました。
島之内フジマル醸造所は1階がワイナリー2階がレストランという構造ですが、こちらのFUJIMARU 東心斎橋店の1階はセレクトワインショップ、2階がレストランとなっていて、1階ワインショップで好みのワインを選んでもよし、グラスを選んでもよし、とというように飲む人数に合わせられます。
イタリアの10種類のパスタが楽しめるランチ
ランチは10種類のパスタから選ぶイタリアンをメニュー。しかも手打ちパスタの種類が豊富です。さらにランチタイムは前菜付きで、この前菜が想像以上に素晴らしくて、とってもお得でした。
メニューに描かれているイタリアの地図と10種類のパスタが特産の州がわかるようになっています。

ちょうど、ワインエキスパートで覚えたて知識で、イタリアの州を読み上げながら、州の特緒を思いだしながら、パスタの説明をじっくりと読むだけでも楽しい。
というのもこのメニューに書かれたパスタの説明がとても丁寧で、どんな種類のパスタで、どんな味わいなのかを想像しやすいので、自分の好みと照らし合わせながら、10種類の中からじっくりと選ぶことができました。またランチドリンクは+330円でフジマル醸造所のグラスワインも選べるのでまずはここからスタートしてあとは別のグラスワインだったり1階のワインショップで買ってもいいかなと思います。※今回は飲むのは私だけなので、グラスワインを2つを1人で飲むのに十分でした。
ワインは赤白両方をお願いしました。

赤は東京清澄白河で造られたメルロー
ファーマーズメルローシティファーム
ぶどうは山梨県産を使用

白は大阪島之内フジマル醸造所で造られたデラウェア
キュベパピーユ 大阪 WHITE 2020
ぶどうは大阪府産を使用
ワインはメモを完全にし損ねて、味を細かくは全く覚えてないのですが、とにかく飲みやすかったのは確か。
ワインを眺めたり写真を撮っている間に、前菜がきました。

前菜は全部で4種類で、パテドカンパーニュやガスパチョなどちょっと色々とって本当にワクワクしますね。
このちょっとを少しずつ食べながら、ワインも少しずつ一緒に楽しむのが世界で一番幸せなんですよね。

まず最初のパスタはキタッラ(アブルッツオ州)・パンチェッタとモッチェレラチーズのアマトリチャーナを選びました。
麺が見た目うどんみたいなのですが、キタッラはギターの弦が並んだ箱のような道具に、生地を押し切って造る四角い断面のかみごたえのあるロングパスタです。youtubeで見たのですが、作り方かなり面白かったのです。そしてトマトソースが爽やかでちょっと溶けたモッチェレラとの相性が抜群。

次はピッツォッケリ(ロンバルディア州)・京赤地鶏もも肉のラグーソース
蕎麦粉を練り込んだ幅広いパスタ。京赤地鶏もも肉と肝の旨味とローズマリーの香り、コッテとりしていてこれもとても美味しかったです。
今回訪れたレストラン(訪問は2022年8月)
ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-4-18 上原ビル 2F